2011/08/16_東京の交通100年博

2011/07/14～2011/09/10まで開催されている『都営交通100周年記念特別展「東京の交通100年博～都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”～」』へ行ってきました。
（招待券をくださった方、本当にありがとうございました！）

展示場内がほぼ撮影禁止だったので個人的な感想になりますが、それでもよければつづきからご覧ください。 個人的には東京市電の偉大さを感じずにはいられない内容だったかな、と思います。
横浜市電もそうなんですが、あんなに多くの系統を当時の技術力でさばいていたと考えると本当にスゴいなぁ…と。関東大震災や戦後の復興から頑張って立ち上がってきた東京市電は、みんなに愛されたまさに都民の足だったんでしょうね……。人々が豊かになっていくにつれ、廃止へと追い込まれていく姿は何か物悲しさを感じずにはいられませんでしたが…。最終的には専用軌道が多かった荒川線だけが残るという結果になってしまいましたね。
都電荒川線にはこれからも頑張っていってほしいなぁ。

どんどん地下鉄のターン！に近づいていくにつれ、鳥肌がスゴくなっていくのがわかりました。
そして、都営地下鉄のカテゴリに足を踏み入れて展示を見た瞬間、思わず涙を流しそうになってしまいました。（変態）

京成と1号線の直通運転開始。10年の月日を費やして、ようやく京成・1号線・京急の3社直通運転開始。今ではもう当たり前のように行われている他社との相互乗り入れ運転はここから始まったんですよね。そして6号線の開業、10号線の開業に伴う1・6号線の改称、大江戸線の開業……。
展示されている記念切符を眺めては、当時どのような祝われ方をしたのだろうかと、当時どのような苦しみがあったのだろうかと、いろいろ考えては感傷っぽいモノに浸っていました。京急・都営・京成・北総の4社直通記念切符も飾られていて「あ、これ持ってる」とか思ったりｗ


都営地下鉄は東京メトロとの合併の話もあっていろいろと推論が飛び交ってますが、個人的には都営地下鉄は都営地下鉄のままでいてほしいなぁ…と思います。
東京メトロと合併したほうが運賃的な問題も利用者の立場からすれば便利になると思いますが、それでも個人的には都営は都営のままでいてほしいな、と……。

これからも都営浅草線が神奈川県と千葉県を結んでいってくれますように。



余談。



チケットの協力に「北総鉄道」と書かれているんですが、何に協力したんだろう……。展示物とか特に出してなかった気が……。疑問。芝山もだけど。